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はじめよう!食育・食生活指導 3 (2007・12・30 掲載) | ||||||||||||||||
大阪府歯科保険医協会新聞に執筆した5回にわたる連載 | ||||||||||||||||
つづき はじめよう!食育・食生活指導3 1、医院での実践の前に 食育・食生活助言指導の実践に際して、前回紹介した5冊の本を含めて10〜20冊程度は熟読してほしい。関連するセミナーなどもできるだけ受講して勉強するべき である。小児歯科学会などでの食育に関する講演もおすすめである。中途半端な知識で、あるいは狭い視野で食を語ることにならないようにしよう。 2、待合室におすすめの本 医院における実践では、まず、待合室の一部を食育・食生活情報コーナーにして、関連図書・ビデオ・資料・セミナー情報などを常設・掲示する。子どもから高齢者まで、 各世代に適した図書を揃え、食の講演会ビデオなど、無料貸し出しも行う。 前回紹介した5冊に加え、 @子供向けには『口の中の探検』岡崎好秀著・大修館書店や AJAグループの子ども向け雑誌『月刊ちゃぐりん』家の光協会、 B若い女性向けには成人病胎児期発症説を紹介した『NHKスペシャル・それでも「好きなものだけ」食べさせますか?』NHK出版、 また、短い待ち時間でも読みやすい C見開きQ&A方式の本(例)『ああかんちがい!子どもの食事Q&A』幕内秀夫著・学研 D1回読みきりの連載を集めた本(例)西日本新聞ブックレット『食卓の向こう側1〜10』 など、待合室におすすめである。 3、資料の掲示 新聞・雑誌・インターネットなどで集めた情報や自分で作成した資料などを、短時間で読めるように、テーマごとにA4サイズ数枚にまとめ、プラスチックのレポートカバーをつけてカードリングに通して壁面からつるしている。 食育関係のイベント・セミナーの情報を掲示板でお知らせする機会もできるだけ増やす。 なお、待合室の図書・資料などはすべて目を通し、大切だと思う部分には赤線を引き手書きでコメントを書き足し、既製品には院長の自己主張を加味することがとても大切だと考えている。 次ページにつづく |
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はじめよう!食育・食生活指導 3 | ||||||||||||||||
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