木の視点・森の視点  message & report 豊田裕章(豊田歯科医院院長)  TOYODA DENTAL CLINIC
日高小学校講演会  (2007・12・30掲載)
兵庫県豊岡市日高小学校にて、保護者や教職員の方々を対象に、PTA教育講演会「食べ物と子どもの食を考える」というテーマで講演



12月1日(土)、兵庫県豊岡市日高小学校にて、保護者や教職員の方々を対象に、PTA教育講演会「食べ物と子どもの食を考える」というテーマで講演してきました。校長先生やPTA会長さんはじめ80名ぐらいの方々に参加していただきました。
 日高町は、1250年前には但馬国府・国分寺があった歴史のある町で、世界的冒険家で国民栄誉章を受賞した植村直己さんの出身地としても有名です。
JR山陰本線江原駅を起点に、西に神鍋高原、東には、そばで有名な城下町出石があります。
 写真は、日高小学校の校舎とグランドです。西に向かって神鍋方面の山々がそびえています。のどかでとてもいい所です。
 お土産にいただいたお菓子、谷常製菓の欧風パイ「なんじゃもんじゃ」がとてもおいしかったです。やわらかめのパイ生地に、ほど良い甘さの餡がとてもうまく調和していました。「谷常製菓」で、検索するとホームページも見る事ができます。地元しか出店していない創業130年の老舗とのこと。注文すれば、全国どこでも発送してくれるようです。

*さて、講演会の内容の一部を紹介します。

食育で何を育てるのか

丈夫な体を育てる、
豊かな思いやりのある心を育てる、
そして、地球全体のことを考える心を育てること!

丈夫な体と心、そして地球の環境を守るために

「もったいないこと」はできるだけ減らす
「めんどくさいこと」をすすんでやる

できるだけ「近く」のものを「気候・風土に合った」食べ方で食べる
できるだけはじめの姿がわかる食べ物を食べる

近くのものを大切にしよう! 
自分のエネルギーをしっかり活用して、不便な生き方の良さを見直そう!


「食(たべもの・たべかた)」について
わたしたち(日本人)は、何をどれだけ食べたらよいのか?

 〜平日は体の栄養中心で、心の栄養は週末の楽しみに〜

 甘い食べ物に気をつけて、歯をしっかりみがく、という考え方が理解され定着し、そして、フッ化物などの活用の広がりによって、子どもたちのむし歯は減少して、口の中の健康度が良くなったにもかかわらず、子どもたちの体力や心身の健康度は、年々低下しているようです。
 “甘食制限や歯みがき・フッ化物だけでは、子どもたちは元気にならない”のです。
生きる力を育てるためには、「食べること」を正しく理解していくことが大切です。
 
 では、私たちは、地球人として、日本人として、より良く生きていくためには、何をどれだけどのようにして食べればよいのでしょうか?
 第一に「できるだけ、近くのものを食べものとして活用・利用し、気候・風土に合った方法で食べる」ことです。日本では、お米・大豆・植物性発酵食品を中心とした
食生活が基本で、一日でお茶わん4杯のごはん(おかずはごはんよりやや少なめに)がめやすです。
 そして、咀嚼回数・唾液分泌量を増やしながら嚥下するためには、「もともとの姿のわかる食べものをできるだけ多く食べる」こと、そして「口中調味」という方法で食事をすることがおすすめです。食べものというのは、自分のエネルギーを使って、咀嚼という手段を用いてその形を変えること、がとても重要なのです。また「口中調味」〜うす味のごはんとしっかりした(だしの)味のついたおかずを、口の中で混ぜ合わせながら食べる〜というやり方が早食いを防ぎ、よく咬みよく味わう食べ方を形成するのです。
 自らの歯や体の健康を守る食生活を実践するためにも、環境汚染を減らすためにも、まずこのルールを、子どもたちにも大人にも、しっかり伝えるべきです。
日高小学校講演会レポート
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